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『あ…?』
どうやらまだあたしは寝ているらしい
いる筈の無い人がいる
『お姉ちゃん、来ちゃったっ』
まるで彼氏にでも言うように、顔を赤らめて嬉しそうに。
男なんか近づいたらぶっ飛ばすけど
我が妹ながら身長は既にあたしを越えててしばらく声しか聞いて無かったその美少女ぶりも健在で
『もも~』
『おっお姉ちゃん苦し…い』
ギューッと抱きしめて堪能してから機と気付いた
『もも、どうやって来たの?うん?』
スベスベほっぺを撫でると嬉しそうに目を細めて目線を左上に向ける
『なに?誰かいるの?お父さん?』
ドアを目一杯押しやって広げて固まった
『…なんで』
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