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先に動いたのは悠斗で何故かまた部屋に戻って行った
『なんなの今さら』
玄関で立ち尽くして動くことが出来ない。いきなりの展開に頭がついていかない
なんとなく分かったことは悠斗がこの同じマンションに越して来たということと
今部屋にいること
ご飯はここで食べることになってるのは悠斗が一切料理が出来ないからだと思うけど
サンダルを爪先に引っ掛けてそうっとドアを押す
『逃げても帰るとこ、ここだろ?無駄だから止めとけ』
体を半分出したところで固まった
あたしのお腹に手を回した悠斗は体ごと後ろに引いてドアを閉める
固い胸に背中を包まれたかと思うと悠斗はヒョイとあたしを抱き上げて中に入るとベッドに座らせた
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