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落ち着かない… 落ち着かない 落ち着かない 黙り込んだまま、悠斗はあたしを見つめる いや、見据える 逸らすことも出来ずに見つめ返すあたしも相当負けず嫌いだとは思う こうしていることに意味があるかどうかの鍵は悠斗が握っていて、あたしは自分の部屋にいるにも関わらず借りてきた猫状態だ 何気なく正座したあたしは、かなり後悔し始めている フローリングにラグマットを敷いただけの硬い床に、ぴったりとしたスキニージーンズを履いている足は痺れてきた
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