゚*。さよなら。*゚

7/48
前へ
/219ページ
次へ
「………」 頭を抱える先輩 話し出すのを待つ 私… 「…答えが…でません…」 先輩がそう言った。 「お前のことも大切で支えていきたいけど アイツのことも心配だし 正直今の俺じゃお前を幸せにしてやれる自信 ない…」 答えなんて もう出てるじゃん そう何度も口にしようとした。 だけど出来なかった。 その言葉を言ったら 自分で認めてしまうから… 『さよなら』なんだと… 「覚悟はしてたつもりだけど きっと出来てなかった 俺も お前も…」 涙は出なかった。 辛すぎて息が苦しくなった。 「だから… もう 終わりにしよう…」
/219ページ

最初のコメントを投稿しよう!

72人が本棚に入れています
本棚に追加