゚*。その後。*゚

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『さよなら』 なんて何度言っても 幾度となく思い出す。 きっと『さよなら』なんて一生出来ない。 だって一瞬も貴方を忘れたときなんかない。 朝の朝食会場での貴方の立ち位置 私の前を通る前の貴方の笑顔 貴方といつも話して帰った従業員の休憩室 二人で毎日入り浸ったコンビニ 運転席の貴方に助手席の私 いつも隣にいた貴方… いつも近くにいたのに 心も身体も あなたの傍にあったのに… 今立ち止まって 前に進みたくても 振り返ってしまう。 あなたとの未来を夢見てしまう。 叶わないと分かっていても
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