第一章

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話は昨日の夜の話になる。 夜、いつものごとく坂本とメールのやり取りをしていた。 そしたら進路の話になり、 坂本は大学を目指しているそうだ。 一緒に目指さないかと、 言われて考えていた。 少し自分の中で、 「行きたい」 という気持ちがあるのかもしれない。 その気持ちは、少しずつ坂本に気を引かれているからかもしれないし、そうじゃないかもしれない。 昨日さんざん考えたが、 答えにたどりつかなかった。
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