平穏な日常

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「忘れ物は無いな……っと」 準備と持ち物の確認を終え、榎本は学校へ行くため家を出た。 外にでると…… ――チュンチュン なんて、スズメの鳴き声が聞こえるわけもなく 聞こえるのは ――カァカァ というカラスの鳴き声だけ。 スズメの鳴き声が聞こえる朝なんて、マンガやアニメの世界だけだ。 そんなことを考えながら、榎本は学校に向けて歩き始めた。
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