第1章

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「ったくさー先生もあんな怒ることないよなーあー怖かった。」 卒業式で校長先生の長い話の中宏は俺にコソッと話しかけた。 「あれは怖かった…」 思い出しただけで身震いする。 「つか、なんでこの学校は話が長い先生ばっかなんだよ…」 宏は少しイライラ気味だ。 「たえるんだ宏!今日で最後なんだ。」 「そうだよな。って女子半泣きじゃん…」 校長先生の話の中、俺は周りを見渡す事は難しいと考えた。 「宏!あんまりキョロキョロするんじゃねーよ…注意されるぜ!?」 とかいいながらも長い長い校長先生の話は終わった。
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