第1章

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「今日は卒業式だけど小学校生活…最後になりますね。今日は沢山泣いて中学に進学してください!」 先生はすでに半泣き状態だった。 この先生は感情で動くタイプらしく、喜怒哀楽が物凄く激しい。 そんな先生を恐れている生徒も少なくはない。 でもみんな先生が大好きなのだ。 「みんなは一歩をふみだすけどけして油断しては、いけないわよ。中学校は何でも小学校とはちがうんだからね?あと…☆ゞ¨^・:≠『=<」 いつまではなすんだろうか。 先生は話がいつも長い。 「おい、拓也、このままじゃ話終わりそうもねーし、体育館行こうぜ…」 俺は少々迷った。
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