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「これより信長様を襲撃します!!」
光秀の掛け声の後に続き
攻め入った。
「光秀様!この辺り誰一人として人が居ません!!」
「光秀様!!このような手紙が」
各々の武士達が騒ぎ出す。
「こ、これは信長様からの手紙だ!」
「どういう事ですか光秀様?信長は何処に居るのですか?」
攻め入って二、三分で武士達は混乱し始める。
「『光秀よ・・・秀吉の言葉に上手く言いくるめられたな・・・。絶望したよ光秀。だが、死ぬ事を恐れないのならば私を探し、殺してみろ』何だと?!全てお見通しって事なのか?やばい!!このままでは秀吉殿がっ」
冷静に状況を把握して
軍を立て直す。
確かあの時、秀吉殿は本能寺で待機してると言った。
なら、信長様は本能寺に向かってるはずだ。急がないとーーーーーー
光秀は、軍の先頭に立ち、
静かな声で言い放つ。
「敵は・・敵は、本能寺に在り!!!」
「おおぉぉぉぉ!!!!!」
一斉に走り出した。
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