【天獄統一】

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  時間が経つごとに酒の量も増えていく。   「光秀ぇ~!もっと呑まんか!!光秀ぇ~よぉ~」   相当酔っている家康。   「家康ちゃま、もう呑めましぇんよ」   こちらも相当酔っている様子。 何を喋っているのか分からない言葉が飛び散り 二人は眠った。   食事は綺麗に片付けられおり 残っているのは、 呑み荒らされた空瓶たちと酒の匂いが漂う。       時間は、夜の十時を回った所。   信長に促され秀吉がやってきた。   しかし、秀吉の様子がおかしい。   「おいっ!二人とも起きろ!」  塩水を両手に抱えながら 二人を起こす。が、深い眠りについてしまい そう簡単に起きない。   「光秀っ!おい光秀っ!!」   持っていた塩水を顔にかけ、漸く光秀を起こす。     「秀吉・・ですか?」   寝惚けた顔で反応する。  
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