29人が本棚に入れています
本棚に追加
時間が経つごとに酒の量も増えていく。
「光秀ぇ~!もっと呑まんか!!光秀ぇ~よぉ~」
相当酔っている家康。
「家康ちゃま、もう呑めましぇんよ」
こちらも相当酔っている様子。
何を喋っているのか分からない言葉が飛び散り
二人は眠った。
食事は綺麗に片付けられおり
残っているのは、
呑み荒らされた空瓶たちと酒の匂いが漂う。
時間は、夜の十時を回った所。
信長に促され秀吉がやってきた。
しかし、秀吉の様子がおかしい。
「おいっ!二人とも起きろ!」
塩水を両手に抱えながら
二人を起こす。が、深い眠りについてしまい
そう簡単に起きない。
「光秀っ!おい光秀っ!!」
持っていた塩水を顔にかけ、漸く光秀を起こす。
「秀吉・・ですか?」
寝惚けた顔で反応する。
最初のコメントを投稿しよう!