29人が本棚に入れています
本棚に追加
翌日。
昨日からの暴風に激しい雨
そして変わらぬ信長の態度。
「今日で全てが・・」
「ふん?何か言ったか?」
「い、いえ・・何も」
思わず口に出してしまい
あわてる秀吉。
「の、信長様!今日は、あいにくの雨ですが、中国の方に戻らねばならないのです!何やら一揆衆が暴れてるみたいで・・・」
ジェスチャーを交えながらあたかも本当の事の様に
信長に伝える。
「・・・そうなのか?こんな日に大変だな秀吉よ・・なぁ知ってるか?秀吉?」
「ん?」
「ふん・・まぁ良い。早よ行け!」
ためらった結果、何も言わず行く事を許可する。
「くれぐれも気を付けてな」
そう、告げ、信長は部屋に籠もる。
「御意のままに・・」
軽くお辞儀をして秀吉も光秀のもとに・・・
最初のコメントを投稿しよう!