プロローグ

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その日からわたしは、 男の子と話すと声がつまるようになった。 頭がパニックになって、 次第に声も小さくなって。 そんなわたしを、「馬鹿」だと彼らは笑った。 いじめられた。 些細な事でも、笑いの対象にされ、 酷い事もたくさん言われた。 学校に行きたくない。 そう思い始めたあの日。 貴方が現れた。
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