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「ああもう埒があかねぇ!フランシス!」
「っはい」
「俺はお前のことが好きだ!」
「っは、ぃ?…え、ちょっ、…ふ、ぁ…んぅ」
いきなりの告白、深いキス。でも何故か嫌じゃない。ギルベルトも俺も同じ男なのに…。
舌が絡まりあう音が淫らで、しかもアントーニョに見られてる羞恥で顔に熱が集まる。苦しくてギルベルトの胸板を叩くと、暫くして解放してくれた。
「おい、大丈夫か…?」
「…は、っ…ばかギル…」
くたっとする俺を支えながらギルベルトが聞いてきた。まだ調わない息のまま顔を上げると、ギルベルトの顔が赤くなった。
「ギル、ベルト…?」
「…やべ」
「どないしたん?」
「見ろアントーニョ」
「…これはあかんな」
「な、に…どうかした?」
「「エロい」」
「は、?」
「なー、フラン次は俺とちゅー、な!」
「その次は俺な」
「いや、授業はじまるから…!」
「…フラン立てんの?」
「何なら俺が運んでやろうか?」
「う、遠慮します」
情けない事にギルベルトとのキスで腰が抜けてしまっていた。ギルベルトに担がれて教室に行くなんて、目立つから遠慮したいし。
「せっかくの誕生日なんやから、午後ぐらいサボっても罰あたらんで!」
「…!今日俺の誕生日だって覚えてたの?」
「当たり前やろ!」
「当たり前だろ」
「だって…一言もそんな」
「お前が好きやから、他の奴らとは違う形で祝いたかってん、堪忍な。」
「俺からの誕生日プレゼントは "俺様からの愛"だ喜べ!ケセセ!」
「「誕生日おめでとう!フランシス!」」
(結局午後の授業をサボって、アーサーに後で怒られたのは言うまでもない)
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
Alice☆虹七様からの
リクエスト
リクエストと兄ちゃんの誕生日記念文を一緒にしてみました!
ちゃんとリクに沿えているでしょうか…´`
普→仏←西うまいですね^P^!仏を中心にきゃっきゃしてればいいよ!
本当はもっと短く上手く書ければいいんですが…。
スランプなもんで…><
リクエストありがとうございましたm(_ _)m
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