いちごあめ

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何がしたいんだてめぇは。せっかく人が可愛いとか思ってやったのに。可愛いな畜生。 笑われてるのが気に食わないので、腹いせに周りに誰もいないのを確認してから、フランシスの頭を引き寄せ、その唇に自分のを重ねた。いきなりの事に驚いたフランシスが抵抗して押し返すがそれを気にせず、角度を変え、だんだん深くしていく。舌をねじ込み、逃げる舌を捕まえ絡め取る。すると少しずつフランシスから甘い息遣いが漏れ始めた。 「…んん、…ふぁ…」 キスは飴玉が無くなるまで続けられた。最後に舌を吸い上げて離す。フランシスが珍しく顔を赤らめていた。 なんつーか、抱き締めたい。 「…無くなっちまったな、あめ玉」 「……、馬鹿ギルベルト…最後の一個だったのに…」 「わりぃな、今度買ってやるよ」 「………いい、」 「ん?」 「…たからいい…」 「んだよはっきり言えよ」 「良かったからいい!」 なにが?とは言わなかった。いや言えなかった。フランシスが余りにも顔を真っ赤にして言うもんだから。 明日大量にいちご味のあめを持ってこようと密かに心に決意した。 (口の中はいちごあめ特有の甘ったるい味がした。) Fin. ――――――― 意味不明^^!← この小説の基本は やまなし!おちなし!いみなし! です。
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