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「ふぅ…」
只今デパートを去り約20分
公園に着き休んでおります。
「疲れた?
ごめんね、紗希重かったでしょ?
それに無駄な時間付き合わせちゃったね…。」
もちろん、ブランコで。
「全然軽かったよ、ちゃんと飯食ってんのかー?ってくらい
それに俺は楽しかったよ。
誰かさんのかわいいかわいい寝顔も見れたしね♪」
これは俺の素直な気持ち。
まず嘘なんてつけないし…
だってすぐバレるもん。
「ふふ、ありがとっ
寝顔のことはもう言わないでよ~…」
しゅんってした顔もかわいいなぁ…
「ま、よかったよ。
楽しかったしまた明日プレゼント買いに行けるしね。」
明日もデートか…
ぐふふふ…
※作者「そろそろ自重しないと主人公変えるぞごら」
おっと、すいません。
「うん、紗希もよかった。
楽しかったしまた明日も面白くなりそう。」
「ずいぶんハードルをあげるねぇ…
ま、紗希が楽しいならよかったわ。
また明日も面白い1日にしてあげようじゃないかっ。ははっ」
「…ありがとっ」
うーむ、この子は一体何を考えているのやら…
全くわからんなぁ
笑ったり、しゅんってしたり…
「紗希、大丈夫か?」
まぁ、やっぱわからないときは聞くのが一番だよね。
「んー?なにがー?」
「時間とか、さっきからなんか考え込んでるみたいだけど…?
悩みがあるなら聞くぞっ?」
紗希にも悩みってあるのかな…?
いや、天然すぎて悩みなんかなさそうに見えるとか思ってねーし!
「時間は大丈夫だよ、親には言ってあるから。
悩み…も特にないかな…。」
「そっか…。
ま、悩みがあったらいつでも聞くぞっ?」
「うんっ…!
ありがと」
「おうっ」
少なくともこの時はすげぇ幸せだった。
まぁ、この後幸せじゃないってわけじゃないけど
俺はこの時心の底から楽しんでいてすげぇ幸せと感じた。
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