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「悠希~朝だよー起きなさ~い」
「う~ん………」
もう少し寝たい………
「悠希!」
「………あー?」
今度は姉貴かよー…
「ちょっと聞きたいことがあるんだけど?」
「木曜日は英語でさーずでいだよ」
「昨日夕方女の子と二人乗りしてたでしょ?彼女?」
……………!!
「な、なんのことかな?
あ、もう行かないと遅刻しちゃうー」
「待てやゴラ。」
「さーて着替えよ着替えよ
あ、着替えるから出てって?
姉貴も早く行けよ。
遅刻しちゃ「ねーお母さーん」」
「ちょっと待てやあぁああぁあ」
やばい、やばいぞ。
昨日の夜はまぁ連絡したから大丈夫だけども女の子と遊んでた、ましてや女の子を夜まで連れ回してたなんてしれたら問いただされてしまうっ!!
それだけはまずいっ!!
「あ、姉貴?ちょっと待って。
とりあえず落ち着こう!!
冷静になろう!!」
「アンタが冷静になりなさいよ。」
♪~僕らなんで~♪
こんな朝っぱらから電話?誰だようるっせぇ!!
「誰だよ!!こっちは忙しいんだ!!あとでにしろやボケェ!!
んで。
昨日見たのか?」
「ばっちり。
確かあの子紗希ちゃんでしょ?
かわいいよね~
彼女なの?」
「はっきり言おう。
紗希は友達だ。
昨日は誕生日プレゼントを買いに行くのを付き合っただけだ。
そしてなぜ姉貴が紗希を知っている。」
つーか時間…時間…
「まぁ、そのうちわかるよ。」
「まぁいいや。時間がねぇえぇぇえぇ!!」
「朝からホント騒がしいやつ…」
「悠希は今日も騒がしいな。」
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