お仕置き。

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「・・ンっ、やだっ//」 もう立っていられなくて。 ズルズルとしゃがみ込んでしまう。 「りこ~、何が嫌? 教えて?何が嫌なの? こんな所でするのは嫌? ベッドに移動しようか? 」 そう言って髪をなでて。 おでこに、ちゅっと優しいキスが落ちてくる。 「・・・・・いじわるっ///、わかってるくせにっ、」 目を逸らして俯いたまま、少しだけのあたしの抵抗。 これが精一杯。 「・・・かわいい。でも、俺は甘やかさないって言ったよね?」 え?って顔をあげたら、先生はニッコリ笑ってて。 「りこちゃん、まだ話、聞いてないよね?」 そう言ってあたしをスっ、と抱きかかえて。 先生の寝室のベッドへ、静かにおろされた。 ベッドサイドのライトをつければ、ぼんやりとオレンジ色に部屋中が染まり。 一気に大人な雰囲気に包み込まれる。 しずかにあたしの体をなぞる指先、 ゾワゾワと電気のような感覚が走っていく。 そして体のいたるところに、小さなキスをされる。 「で?今日は・・・誰とごはん食べてたの?」 ちゅうっ、とキスが落ちてくるさなか。 チラっとあたしを確認して、またキスを始める。 。
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