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「遂に今日インフィニが発売だな。かなり前から楽しみだったし、さっさとゲーム屋に行こうぜ」
蝉が鳴く道を2人の青年が、何かを楽しみにしてそうな表情で歩いている。
ぱっと見は大人しそうで身長は170㎝程の青年は櫻井 裕哉という名前で、白地のTシャツに青のGパンを履いていた。
楽しそうな表情で裕哉に話していたのは、本城 海斗という青年で身長は裕哉と同程度だ。
海斗は明るそうな感じで、幼少時代はやんちゃ坊主だと想像させる顔をしている。
2人はクラスメートで、中学三年生だ。
天候は雲一つない快晴で、太陽が容赦なく二人を照らしていた。
インフィニとはINFINITE WORLDの略称で、2人はそのインフィニを買いに行く途中なのである。
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