禁断の森

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ガサガサガサ… 禁断の森へ来たホルムは奥へ奥へと歩いていた。 ヴァァァア… 風か唸り声か分からない音が辺りに響く。 ホルム「さすが禁断の森といったところか、何か変な空気が渦巻いていやがる」 さらに歩いていると吹き抜けたところに着いた。 そこにはひとつの墓石がある。 ホルム「ここか…」 墓石に近づいた時後ろから声がした。 ?「お前はなぜここへ来た…」 ホルムは後ろを振り向いたが誰もいない。 ホルム「誰だ!?」 ?「ふん、お前ごときに名乗る者ではない。俺が聞いているのはなぜここへ来たのかだ」 ホルム「俺は伝説のドラゴンがいるからここへ来たんだ」 ヴァァァア… 一段と大きくなる唸り声。 ?「ほぅ、ドラゴンのことを知っているヤツが現れるとは。いいだろう、姿を現してやる」 一瞬光り、ホルムは思わず目を閉じた。 目を開けると墓石の前に一人の男が立っていた。
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