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深夜。
市民達は皆寝静まっている頃。
誰もいない街を歩いている人物がいた。
その人物は黒いフードを深く被り、表情さえ伺えない。
?「ここだ…」
黒いフードを被った人の前には豪華な門。
この家の持ち主はかなりの有力者だと分かる。
?「さて、お祭りの始まりだ」
黒いフードを被った人はゆっくりと家に近づき、中に入った。
ビーッ!ビーッ!!
辺りに響く警告音。
厳重なセキュリティがあったのだろう。
?「めんどくさい…」
そう呟き、魔力を練り始めた。
それは一瞬だった。
目にも止まらぬ早さで門はぶっ飛び、跡形もなく消し飛んだ。
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