プロローグ

4/7
前へ
/11ページ
次へ
警告音に気付いた警備兵達がぞろぞろと出てくる。 ?「お前等に構ってる暇はないんだ…」 パチンと指を鳴らす。 すると辺りからバチバチと電気が流れた。 警備兵達は直ぐに防御魔法を張るが、いとも簡単に防御魔法を貫通して警備兵を襲った。 立っているのは少年一人。 転がっている警備兵を避けながら家の中へ入った。 少年は一際大きい部屋に入っていく。 そこには家の主人らしき人がいた。 主人「き、貴様何者だ!?」 主人が少年に向かって言う。 少年は無視し、主人の胸ぐらを掴み聞いた。 ?「お前、ドラゴンについてなんか知ってるか?」 すると主人はビクッとし、慌てて離れようとした。 だが少年の力は強く、離れられなかった。 ?「聞いているんだが?」 少年は魔力を腕に流し、いつでも魔法を放てるようにして主人を脅す。 主人「わ、分かった!言うから魔法を放たないでくれ」 少年は魔力を抑え、再び聞いた。 主人「私が知ってるのはあの机の中にある書類だ」 少年はそれを聞くと主人を放し、机に向かった。
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!

605人が本棚に入れています
本棚に追加