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警告音に気付いた警備兵達がぞろぞろと出てくる。
?「お前等に構ってる暇はないんだ…」
パチンと指を鳴らす。
すると辺りからバチバチと電気が流れた。
警備兵達は直ぐに防御魔法を張るが、いとも簡単に防御魔法を貫通して警備兵を襲った。
立っているのは少年一人。
転がっている警備兵を避けながら家の中へ入った。
少年は一際大きい部屋に入っていく。
そこには家の主人らしき人がいた。
主人「き、貴様何者だ!?」
主人が少年に向かって言う。
少年は無視し、主人の胸ぐらを掴み聞いた。
?「お前、ドラゴンについてなんか知ってるか?」
すると主人はビクッとし、慌てて離れようとした。
だが少年の力は強く、離れられなかった。
?「聞いているんだが?」
少年は魔力を腕に流し、いつでも魔法を放てるようにして主人を脅す。
主人「わ、分かった!言うから魔法を放たないでくれ」
少年は魔力を抑え、再び聞いた。
主人「私が知ってるのはあの机の中にある書類だ」
少年はそれを聞くと主人を放し、机に向かった。
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