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?「そこまでよ!!」
扉をぶっ飛ばしてきた人物がコツコツと入ってくる。
?「私はギルドマスターのマキ。あなたを不法侵入及び殺人の容疑で逮捕します」
?「ふん。虫けらが」
少年は書類を異空間へ転送し、逃げようと転移した。
だが、それはできなかった。
?「お前…なにをした?」
マキ「ちょっとした結界を張らせてもらったわ。あなたはここから逃げることはできない」
?「ふっ、これくらいの結界ごときに…」
少年は魔力を放出し始めた。
渦巻く魔力。
マキ「っ!?なんなのこの魔力!!今までこんな魔力はレオンくらいしか…」
レオンという名前を聞いた少年はピクッと反応した。
?「お前、レオンのなにを知っている?」
マキ「え…?」
少年はマキの後ろで魔力を練っている。
そう、少年は瞬間移動してマキの後ろに回ったのだ。
マキ(なんて魔力。しかもレオンのことを知っているなんて…。1000年前のことを知っているのは私と国王くらいなのに…)
マキは動けずにいた。
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