605人が本棚に入れています
本棚に追加
?「教えろと言っているのだが」
徐々に殺気を出す少年。
マキ「分かったわ。それじゃあ交換条件で教えて欲しいことがあるの」
?「…いいだろう。なんだ?」
条件をやすやすと飲んだ少年。
だがまだ殺気は微かに出していた。
マキ「あなたの名前を教えて欲しいの」
?「なんだ、そんなことでいいのか?教えてやろう。俺様の名前はホルム・クライド、ドラゴンを継ぐ者だ」
マキ「そう、ホルムね。分かったわ」
ホルム「さて、ドラゴンとレオンについて教えてもらおうか」
ホルムは早く教えろと言わんばかりに殺気を出す。
マキ「レオンは…」
ドゴォォォン!!
マキがレオンについて喋ろうとした時、爆発音が聞こえた。
いち早く反応したホルムは少し顔を歪めさせ、マキから距離をとる。
ホルム「まぁいい。このことはまた次に会うときに聞こうか」
そう言ってマキが張った結界をやすやすと破り、転移して消えた。
マキ「ドラゴンを継ぐ者…か。私にも知らないことを彼は知っているのかもしれないわね」
最初のコメントを投稿しよう!