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｢あ、あたしだって
不安だよ？
スキって
言葉で言ってくれなきゃ
わかんないもん｣
自然と涙がこぼれた｡
｢泣くなよ……｡
俺、自分の気持ち伝えるのとか
ホンマ、苦手やねん｡
でも、ちゃんといつも
思ってるから…ス、スキって…｣
じゅんぺいの手が少し
震えてるのがわかった｡
不安だったのは、
あたしだけじゃなかったんだ｡
｢ありがとう｡
あたしも、スキだよ…｣
｢うん……｡知ってる｣
じゅんぺいはその後も
ずっとあたしを
抱きしめててくれた｡
-end-
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