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よくよく見ると、金魚みたいな3人は魔法学園の制服みたいなものを着ている。
と、いうことはここは魔法学園の外かなんかか?
一応聞いてみるか。
「…すまんがちょっと聞きだい。ここは魔法学園で間違いないな…?」
私の問いにやっと覚醒したのは、黒髪の男だった。
「…うん………ここは、魔法学園……だ…よ……。」
「…そうか……やはりな。」
うんうんと私が頷いていると、他の2人も覚醒した。
1人は
銀色のショートカットで頭に猫耳が生えている。
獣族かなんかであろう。
もう1人は焦げ茶色の胸あたりまでの髪で毛先だけ軽く内側にカールしている。
2人とも女で美人だ。
「え?上??なんで???え?着地?無事???」
銀色の髪の少女は混乱してるようだ。
「はわ??はわわゎゎ~??………∑あっ!き、き、救急車ですぅ~!!!!ハル君!!!!救急車ですぅ~!!!!」
焦げ茶色の髪の少女はテンパっててなんか叫んでる。
(…………なんか、その内人が集まってきそうだな。よし、ここは………)
「私は無事だぞ…?(ニコッ)」
アリスはめったに見せない極上の笑顔を見せて安心させよう!という作戦を実行した。
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