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グラマン F-14A トムキャット
戦闘機にあまり詳しくない人でも1度は名前を聞いた事のある戦闘機。
艦載機であるF-4 ファントムⅡの後継機として1973年に開発された。
速度によって翼の角度が変化する可変後退翼が特徴。
大型ながら優れた格闘戦能力を持ち、専用に開発されたAIM-54 フェニックスミサイルによる長距離攻撃が可能。
更に精密爆撃能力を付加させたF-14B ボムキャットや、エンジン、レーダーの換装により性能を向上させたF-14D スーパートムキャットがある。
(※ボムキャット、スーパートムキャットは非公式の愛称。)
しかし老朽化による運用コストの高さ・整備性の悪さから次第にF/A-18 ホーネットへ主力の座を譲り、2006年9月にアメリカ海軍からは完全に退役した。
唯一の輸出国であるイラン空軍では現在でも30機程度が運用されている。
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