自宅

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自宅

いつもと変わらない家に帰って来た 両親はもう仕事に出ていて家には居ない テーブルには〔温めてから食べなさい〕と書かれた朝食が置いてあった その何時間ぶりかに観た“見慣れた風景”に少し安心感があふれ、その為かやけに睡魔が襲う ゲーム…やりたいんだけどなぁ…… …ちっ…眠さには勝てないや…… 僕はゴソゴソとジャージに着替えると、2階に上がりベッドに横たわった ……これが最期の安眠になると知っていたなら、もっと大切にしたのにな……
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