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{起立…さようなら}
と号令
帰りの会が終わり
ぞろぞろと
教室を出て行く人達を
眺めていると
『じゅん~』
横から声が!?
誰だと思い呼ばれた方向を見る
守だった
『なに?まもる』
『一緒に帰ろうぜ♪』
凄い笑顔で言われた!
俺は思う
今のまもるの笑顔なら
世界のスリの銀次
になれるんじゃないか
『なぁ~?聞いてんのか~?』
ふと、我に帰る俺
『ごめんごめん
今日、放課後に
職員室に来るようにって
郷田先生に言われてるんだ』
それを聞いた守は
『そっか』
の一言を言って
教室を出て行った
教室の時計を確認する
三時四十五分
そういえば
四時三十分ぐらいに来てくれ…
とか言ってたな
まだ時間あるな…
とか思い教室をあとにした
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