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おれはあまり
転校生やらなんやらに
興味はなかったから
窓ごしに外でも眺めていた
その内
自分の世界に入ってしまったのか
周りの声が小さく聞こえる
その声を頑張って拾おうとする
なんか
{可愛いぞ!これは恋の予感}
やら
{もらったな}
やら
{敵将討ち取ったり}
やら
つか何の話
いま戦争起こってんの!!
そんなことを心の中で
突っ込んでいたら
我に帰り
状況確認
教卓の方に目をやり
先生の横に並んでいる
転校生に目をやった
『ん?まてよ!!
並んでる!
えっ!一人じゃないの?』
驚愕のあまり
声がでてしまっていた!!
〈一人なんて言ってないぞ〉
なにその冷静返し!!
まっ!まてよ。
ひだりから
『ひぃ~ふぅ~みぃ~よぉ』
四人!!
『おおすぎでしょ!』
〈おおすぎちゃダメなのか!?〉
『いやぁ!そうゆうわけでは!!』
〈人数多い方が楽しいではないか!!〉
そんな笑顔で言われたら
言い返す言葉がない!
〈そうゆうわけだ!
みんな仲良くやるんだぞ〉
何なんだあの、上から目線
朝のホームルーム終了時刻まで
残り、2分
〈あとホームルーム終了後
自己紹介ぐらいしろよ!!〉
はぁ~……………………
何なんだろうこの胸騒ぎは
あの四人とはあまり
関わりを持たないよう
心がけよう!!
“”なぜかって?“”
それはな!!
個性的オーラがバンバン
でてるからだよ!!
“”でも可愛いぞ“”
そりゃそーだがじゃない!
おい!?
俺の中に眠る心の声
お前は一体味方か?
キンーコーカンーコーン
朝のホームルーム終了
ながかったな?
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