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視界の端に次々とテーブルに出されるポテトやつまみが映る。
…あとどのくらいここにいるんやろ。
ため息を押し込み歌い続けた。
Γごゆっくりどうぞー」
おぼんを脇に深々とお辞儀をした店員をちらりと見ると、
Γあ、」
こいつや。
思わず立ち上がると、同時にテーブルがガタンと音をたて、ぐらりとグラスが傾いた。
危な…
手を伸ばした直後に、太ももに冷たい感覚とパシャーンと床に飛び散る破片。
きゃぁという女の悲鳴が聞こえた。
あー…
やってもうた……。
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