雪が降るとき

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こ、これ断ったら、り、リンチ?? 殺されるかな ガシャッとフェンスが音をたてる 上を、見ると凄い目付きで 「なぁ、返事は?」 「よ、よろこんでー!!」 と、勢いで俺は言う          瞬間鷹藤はふわりと微笑して俺の頬に触れる 「…ふゃっ」 びっくりして変な声がでる 鷹藤の顔をみるとなんだか赤い 寒いもんね  ぼーっと鷹藤の顔を見てたらー-… 「…っん」 唇が塞がれてて キスされてることに気付いた 唇はすぐ離れていって俺は・・・ 「な、なな何するんですかっ!?」 と言いながら鷹藤の顔を叩いた勢いで俺は屋上を逃げた 午後の授業中、啓太は ちゅーされたちゅーされた・・・キスされた・・ 昼休みに起こったことにたいして延々と考えながえていた チャイムが鳴りため息をつきながら机になだれ込む 「・・・どうしたんだ啓太?」 「・・・ゆ、優斗、聞いてくれよ」 こいつは俺と同じく平凡ライフを楽しんでる鈴木優斗だ。 「お、おう。」 「お、俺・・鷹藤瑛と付き合うことになった。」 「・・・・はあ?・・お前マジ?」 「だって、俺チキンだし・・断れないし・・」 「とうとう、啓太ともお別れかぁ。」 優斗は俺に背中を見せながら言う 「ちょ、優斗!!俺を裏切るのか!?」 啓太は優斗の背中にしがみつく ガラッ 教室の扉が開く
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