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「お前と連絡とれない間…
自分の気持ちを嫌って言うほど思い知った…。
お前が離れていくのかと考えただけでどうにかなりそうだった。
もう…どこにも行くな」
そう言って強く抱き締めてくれた後唇を重ねた。
「私も…愛してる」
「で?これからも一緒にいてくれんの?」
「ん、ずっと一緒にいます」
「ずっとずっと…最期まで一緒にいような」
長いキスをした。
お互いの気持ちを確かめるように。
唇を離したその時…雲が割れ、
青空と暖かい陽射しが差し込んだ……。
その陽射しは初めてここに来た時と同じように水面をキラキラと輝かせていた……。
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