Capter:1

2/8
7人が本棚に入れています
本棚に追加
/8ページ
「ガァァァァ!!!」 静かな夜、ひっそりと静まりかえる森に、人間とは思えぬ咆哮が響き渡った 「おー、デカイデカイ。 つか何でこんなデカイわけ?」 灰色の毛を逆立たせながら雄叫びを上げる狼男は3メートルをゆうに越え、通常より一回り大きいサイズだ 「知るかよ、てかメンドイからさっさとすますぞ」 狼男のサイズに愚痴をこぼす白銀の髪、紅い瞳の男と、それに答える蒼い髪、銀の瞳の男が狼男に相対していた 「んじゃすませましょ~か、来な[紅桜]」 赤紫の男は手に7角形の金属を持ち、それが輝き、血のような刀身の刀が現れた
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!