Capter:1

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「ガァァァァ!!!」 静かな夜、ひっそりと静まりかえる森に、人間とは思えぬ咆哮が響き渡った 「おー、デカイデカイ。 つか何でこんなデカイわけ?」 灰色の毛を逆立たせながら雄叫びを上げる狼男は3メートルをゆうに越え、通常より一回り大きいサイズだ 「知るかよ、てかメンドイからさっさとすますぞ」 狼男のサイズに愚痴をこぼす白銀の髪、紅い瞳の男と、それに答える蒼い髪、銀の瞳の男が狼男に相対していた 「んじゃすませましょ~か、来な[紅桜]」 赤紫の男は手に7角形の金属を持ち、それが輝き、血のような刀身の刀が現れた
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