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「ガァァァァ!!!」
静かな夜、ひっそりと静まりかえる森に、人間とは思えぬ咆哮が響き渡った
「おー、デカイデカイ。
つか何でこんなデカイわけ?」
灰色の毛を逆立たせながら雄叫びを上げる狼男は3メートルをゆうに越え、通常より一回り大きいサイズだ
「知るかよ、てかメンドイからさっさとすますぞ」
狼男のサイズに愚痴をこぼす白銀の髪、紅い瞳の男と、それに答える蒼い髪、銀の瞳の男が狼男に相対していた
「んじゃすませましょ~か、来な[紅桜]」
赤紫の男は手に7角形の金属を持ち、それが輝き、血のような刀身の刀が現れた
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