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一足早く帰った黒獅子はバカみたいにデカイ建物に入っていった
ここは妖怪や化け物退治等を専門とする組織、{秩序の翼-コスモスウイング-}である
入ったらそこは真っ白な壁にセンスのいい調度品、白を引き立たせる赤いバラなど、どこかの高級ホテルである
奥にカウンターがあり、黒獅子はそこの女性に声をかけた
「ハンターランクW、孤高の黒獅子、終焉の氷滅士、任務完了の報告に来ました」
それを聞いた瞬間、受付の女性は目を丸く見開いた
「く……黒獅子様ですか!!!?
ファンなんです、握手して下さい!!」
「?、別にいいよ?」
特に構わないので握手をしたら、周りにいた人全てが黒獅子を取り囲むように集まってきた
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