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川口は、瀕死の理恵を乱暴に引きずり、弘達の前に持ってきた。
地面には、大量の血の跡が残されている。
理恵は目を見開き、「助けて。」と言いたげな目で川口を見ている。
「よーく見ておくんだな……」
そう言い、力一杯、理恵の腹を踏みつける。
「がああ……がぁ……ぐ……」
理恵の口から、噴水のように血が吹き出る。
悲鳴を上げる事すら出来ていない。
「まだまだ楽にはさせねぇぞ!」
「がぁ……」
ひたすら理恵の腹を力強く踏みつける。
おびただしい量の返り血が弘達を赤く染めていく。
理恵の胴体部分は滅茶苦茶にされ、やがて動かなくなった。
四人とも腰を抜かし、体をガクガクと震わせている。
彩と美佳は、泣き崩れている。
一方で、川口と他の従業員は笑っていた……
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