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俺は相変わらず、病院での生活。
ある日………県大会が終わった日。
みんなが来てくれた。
俺が最初に言いたい事は………
「すまないな。部長の俺抜きで関東大会を戦わせる事になって。」
謝罪………。
関東大会も間に合いそうも無い。
申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
そんな俺に掛けてくれた言葉は………
「身体を治す事に専念しろ。」
俺は嬉しかったかもしれない。
部長の俺がこんな状態…恥ずかしい状態なのに、誰も責めない。
赤也なんて、部長がいなくても大丈夫=安心して身体を治せ。………なんて言うしね。
その気持ちを察したが、ワザと…
「そう言われると、何だかヘコむなぁ。」
…て、言ってみた。
赤也は本気にし、ブン太なんて「謝れ」って言ってた。
「クスッ。……フフッ、嘘だよ。」
言ってやったら、赤也は情けない声を出した。
そして、俺は真田に………
「真田。………任せたよ。」
と言ってやった。
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