第一幕~出逢いはすぐそこに~

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いつもと変わらない朝を迎え…いつもと変わらない毎日におくる僕に唯一変わってしまったのは…大切な人が居ないという事。 お互い好き同士で付き合っていたも…向こうから突然連絡が来なくなった。 何か粗相をしてしまっただろうか…僕は嫌われるような事をしてしまっただろうか…と考えるも…分からない。 結局その人とは別れてしまった…理由も分からないまま。 それからと言うものいつもと変わらない日々をおくっていた…。 そんな時友達から…教えてもらったナリ茶の雑談サイトにフラりと旅をしてみた。 始めの内は大好きなキャラで皆とワイワイしたり趣味の話しばかりしていた。 そんな時…ふと目に止まった書き込みがあった。 それは…大切な人が去ってしまったという内容の書き込み。 僕は思わず返信をした…『僕でよければ話しを聞かせて欲しい』と……それが彼女との出逢いだった。 僕は環境違う中で同じように苦しみ…もがき…助けを求めていた。 何故かな…この子と離れたくない…そう思った。 あぁこの子に会いたいとすら思った…そして…なんて愛しいんだろう、と。 今思えば…その時から惚れて居たのかもしれない。 けれど…きっと同じ事になるのでわないかと…怖くて仕方なかった。 それでも側に居たくて『僕は咄嗟にまた明日も来るから…話しを聞かせて欲しい』と言った。 すると彼女は…『うん…僕も君と話しがしたい』と言ってくれた。 それから…ずっと彼女といろいろな話しをした…例えば…好きな料理は?とか…好きなキャラは?とか…一見人からすれば何の会話と思われるけど…彼女の事を知りたくて知りたくて仕方なかったんだ…。 彼女も僕の事を聞いてきて…知らない間にキャラ同士なんて忘れていた。 キャラ同士なら…付き合っても大丈夫かななんて…『僕は君を離したくないな…君が元気になったら見送るつもりでいたけど…離したくなくなった』そう…呟いた。 でも…同じ思いだったなんて……彼女の書き込みが来るまで僕は知らない。 そんな出逢い。
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