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砂煙が収まるにつれ、信じられない状況になっていた。
レイモンド「無事で…よかった…」
アリッサ「そんな、嫌よ…」
震えるアリッサの前には息をするのも苦しそうなレイモンドの姿があった。
亜季「(アリッサを助けるため…自己犠牲なんて私に出来るだろうか)」
そんな事を考えながら辺りを見渡し状況を把握しようとする。
レイモンド「ケビン、亜季、後は頼んだぞ。」
言いながらも立ち上がる、目線の先には数体のゾンビ。
ケビン「何言ってるんだ?無理はするな!」
ケビンの言葉をよそにショットガンを構えるレイモンド。
レイモンド「長くはもたない。そこの水路から地下に行けるはず…確かではないが賭けるしかないだろう。」
ケビン「…」
亜季「…行こう、皆!そこの水路に、ってどこ?」
辺りを見渡すが見当たらない。そして、
亜季「ジムは?」
まさか下敷きに?
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