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亜季「う…いたた。」
ふらつきながらも立ち上がる。
亜季「これのおかげで助かったのか、皮肉なもんだな。」
言いながら足元にある段ボールを蹴飛ばす。そこには「アンブレラ」の文字とロゴマークがあった。
亜季「皆無事かな…ケビンがいるから大丈夫だと思うけど。」
そんな時にある異変に気づく。
亜季「やば、完全に解毒出来てなかったのか。」
息が苦しくなり壁にもたれ座り込む。
亜季「意識は、はっきりしてるから…くっ。」
立ち上がり、路地を進む。幸いにもゾンビはおらず、先に見える大通りからは男性の声が聞こえる。
亜季「そこまで行けば休めるかな。」
淡い期待を胸に路地を進んだ。
レイモンドのネックレスを握りしめて…
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