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男性警官「ここは一時避難所です。30分後に避難所に移動します。ここは…」
スピーカーで喋る男性の姿が目に映る。レイモンドと同じ服を着ている事から各地にちらばっている警官の一人だろう。
亜季「今はここで休むしかないか。ケビン達と合流できればいいけど。」
男性警官の近くに座り込み息を整える。が、次第に息が苦しくなり意識が遠のいていく。
亜季「(まだ、死ぬわけにはいかない。)」
そう思いながらもネックレスを握る手は力をなくしていった。
?「…亜季?!しっかりしろ!」
誰かの走る足音と叫び声が最後の記憶だった。
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