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このえ「店長、これはどうしましょう」
カオリ「それは、入口のところに貼るのよ」
このえ「はーい」
このえ、入口へ行こうとし、浩司に気付く。
このえ「! ストーカー!」
浩司「ストーカーじゃない! あ、これ……あなたに」
このえ「店長! この人、教えてもいないのに私のフルネーム知ってるんです! しかも、こないだなんか、あとをつけたいとか言ってて……!(浩司の後半部分のセリフは完全無視、というか聞いてない)」
カオリ「……何ですってぇ!」
浩司「ち、違います! 俺は断じてストーカーなんかじゃ……」
カオリ「お黙り! うちの身内に何かしたら、ただじゃおかないわよ! 今なら見逃してあげるから、とっとと出てお行きなさい!」
浩司「う、うわあああっ!」
カオリ、浩司を追いかけまわし、店から追い出す。
このえ「て、店長……いいんですか? あんなことして」
カオリ「いいのよ。あれが客じゃなくてストーカーなら」
このえ「まあ、ストーカーですけど……」
カオリ「だからいいのよ」
このえ「……店長は無敵なんですね」
カオリ「ええ、まあ。大丈夫よ。あなたのことも、もちろん店のことも、守るから。心配しなくても平気なのよ」
このえ「(微笑む)」
暗転(時間の経過)。
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