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東京港までは一時間くらいで着いた。
すると、そこに明らかに異質な姿をした男が立っていた。
ピエロである。しかも寒い空の下に半袖、短パンという仕様であった。
その顔には貼り付けたような笑顔を浮かべている。
その男は近づいてくるなりいきなり言った。
「モノをだせ。」
モノ?
まさか、コイツは怖い人たちの仲間なのか?
はたまた、…………ゲイ……なのか?
まさか、コイツは俺の体を狙ってあの手紙を出したのか?
流石にそれは予想外だ!
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