167人が本棚に入れています
本棚に追加
大河が階段を下りて居間に行くと幸いにも華恋がソファーに座っていた
(よかった、出ていってなかった)
そう安堵しながら俺が華恋に近づくと
「ねぇお兄ちゃん」
不意に華恋が目線を前に向けたまま話しかけてきた
俺は華恋の隣に座って「なに?」と聞き返すと
「まひるさんと付き合うの?」
と今度は俺の顔を見て言ってきた
俺は顔をそらしながら「あぁ」と言った
すると華恋はいきなり俺の服を掴んできて、
最初のコメントを投稿しよう!