26人が本棚に入れています
本棚に追加
「ふっ。ふふふ。」
「全くこんな時によく平然と、挨拶出来るねあいつは。」
「ええ。面白い方です。」
「あいつも、変わった奴だな。」
俺は何気なく教室に入って、何気なく席に座った。
が、鷹山の前の席だから焦げ付く程の闘気を背中に感じる…。
とりあえず俺は振り返り何を言おうか、考えてなかったからとりあえず鷹山をマジマジ見た。
しかし、どっかで見た気がすんだよな……こいつ。
なかなかマジマジ見てるとやっぱ可愛い顔してんだよな。
どっかのラノベの涼〇ハ〇ヒさんみたいな、釣り上がったキツイ目をしている訳でなく丸く大きな目にキリッとした眉。
肩の長さまでのセミロングのとても似合った髪、まぁ相撲好きだからほんの少しガシッとしているけどスレンダーでスタイルもいい。
どうして相撲なんかな?
少し細いし相撲に不向きだと思うんだけどなぁ…。
なんて俺は無言でジーッと鷹山を見ていた。
「……あなた何よさっきから…。」
すると相撲少女はさっきにキツイ顔のまま、俺を睨むように見てきた。
「え?あ、いや……何ご機嫌ななめかなと思っただけだ。」
「全く本当よ!何よこの学校の部活動ときたら!」
お、反応した。
しかし、何やら長い愚痴になりそうだな…。
「この学校は格闘技が強い学校で全国でも、そこそこ有名なのよ!それくらいは、知ってるでしょ?」
最初のコメントを投稿しよう!