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「………あ。」
「………え?」
「うわぁあーー!」
「きゃああーー!」
……俺はやってしまった。
まかさ……いや、まさか晶が「裸」に近…いや裸かな?
てか何故に学校で……。
おかげで晶と同じ部員であろう側にいた女子達に変態扱いさ。
ま、いっか……。
「びっくりしたよ慶っち……。」
「あぁ……全くだ!」
「普段ここ朝あまり人が通らないからびっくりしちゃったよ。」
「とりあえず上着ろ。」
んな肩からかけたタオルだけじゃ……。
「ん?なんでぇ?」
「ん~なんでぇ~じゃない!!恥ずかしくないのか?」
「だって慶っちだもん、見られても大丈夫だよ。」
「いやいやいや……。」
「あたしあまり異性がどうとか気にしないから。」
「しなさいよ!」
てか、シャワーしてたのか……。
タイミングが悪かったな……。
しかし見ると運動部って事みたいだな。
「でも慶っちどうしたの?あ、もしかして……覗き?」
「んなわけあるかー!てか、覗きが堂々とするか!」
まあ、結果的に覗きより酷くなったが。
「昨日晶達の部活が気になってな。何やってるか見に来ただけだ。」
「なぁんだそなの?」
あら案外あっさり教えてくれそうか?
「でも内緒。これは瀬尾も内緒だよ。」
結局教えては貰えなかった。
教室で一人考える慶治。
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