私、鷹山 奈々!関取です!

37/49
前へ
/49ページ
次へ
「………あ。」 「………え?」 「うわぁあーー!」 「きゃああーー!」 ……俺はやってしまった。 まかさ……いや、まさか晶が「裸」に近…いや裸かな? てか何故に学校で……。 おかげで晶と同じ部員であろう側にいた女子達に変態扱いさ。 ま、いっか……。 「びっくりしたよ慶っち……。」 「あぁ……全くだ!」 「普段ここ朝あまり人が通らないからびっくりしちゃったよ。」 「とりあえず上着ろ。」 んな肩からかけたタオルだけじゃ……。 「ん?なんでぇ?」 「ん~なんでぇ~じゃない!!恥ずかしくないのか?」 「だって慶っちだもん、見られても大丈夫だよ。」 「いやいやいや……。」 「あたしあまり異性がどうとか気にしないから。」 「しなさいよ!」 てか、シャワーしてたのか……。 タイミングが悪かったな……。 しかし見ると運動部って事みたいだな。 「でも慶っちどうしたの?あ、もしかして……覗き?」 「んなわけあるかー!てか、覗きが堂々とするか!」 まあ、結果的に覗きより酷くなったが。 「昨日晶達の部活が気になってな。何やってるか見に来ただけだ。」 「なぁんだそなの?」 あら案外あっさり教えてくれそうか? 「でも内緒。これは瀬尾も内緒だよ。」 結局教えては貰えなかった。 教室で一人考える慶治。  
/49ページ

最初のコメントを投稿しよう!

26人が本棚に入れています
本棚に追加