私、鷹山 奈々!関取です!

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すると相手はスッと小さく構えた。 「そんな構えじゃ、私の突進を止めれないわよ!」 (いや違う……あれは……!!) 「違う鷹山!止まれ!」 「えっ!?」 すると鷹山は宙を綺麗に舞った。 相手は少し鷹山に触れただけだった。 鷹山は5メートルは軽く飛んで外野の俺目掛けて飛んできた。 「おわっ鷹山あぶね!って、俺があぶねー!」 あいたー。 おもっきりぶちあたった。 「あいたた…って慶治大丈夫!?」 「ん~なんとか生きてるよ……。」 すると鷹山は相手をキッと睨んだ。 「よくも私の慶治を…!!」 おい! いつから俺はお前のになった。 「ったく……ん?」 相手は後ずさりしていた。 (な、なにがあった?) まさかダメージはあるわけではあるまい。 それとも鷹山におじ気づいたか? 「隙ありよ!!」 鷹山は猪の如く突撃を繰り返す。 いや鷹山効かないと思うぞ……。 あ、ほら案の定……。 鷹山は気持ちよくまた吹っ飛ばされた。 「なんなのよ?この子どんな怪力よ?」 「鷹山……あれはお前の力を返されただけだ。」 「えっ?どういう事よ?」 「あれは"合気道"。相手の力を利用する高等技術の格闘技だ!」 「合気道?これが合気道なの…つまりは相手から仕掛ける事は……。」 「「なっ!!!」」 俺と鷹山は口を揃えて驚いた。  
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