極めて近く限りなく遠い世界の話・・・

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ビー!ビー!ビー!ビー!ビー! 警報が辺りに鳴り響く 兵1「カイト隊長、不知火副隊長!第三防衛ラインが突破されました!敵は現在も拠点に向かって進行中です!」 兵士の一人が報告する カ「一番隊と四番隊は防衛ラインに加われ!二番隊と六番隊は次元転移システムの起動急げ!」 部隊に指示を出している白銀髪の青年の名前はマサキ・カイト、ナイトメア・ダークネスの隊長で階級は少将、ワンレングスと膝より下まで伸びた髪が特徴的な青年で、人々には破壊神と呼ばれている シ「カイト、三番隊と五番隊が全滅した・・・」 カイトに全滅報告をした紅髪の青年の名前は不知火・アルタ、ナイトメア・ダークネスの副隊長で階級は大佐、ツンと跳ねたショートヘアが特徴でカイトとはJS(ジュエルシード)事件から付き合いで破壊神とは逆の、創造神の称号を得ている カ「チッ、次元転移システムはどうなっている!」 近くの兵士に怒鳴るようにして聞く 兵2「二番隊、六番隊、両隊共に転移完了しました!」 転移完了報告を受ける シ「なら、お前も行け!俺達は最後に跳ぶ!」 半ば追い払うように兵士を次元転移システムに向かわせる カ「不知火、お前も行け・・殿は俺がやる」フリーダムのMSA(モビルスーツアーマー)を装着する シ「無茶だ!あっちには奴が居るんだぞ!」 不知火が叫ぶと同時に最後の防衛ラインが凄まじい音をたてて崩壊する カ「来たか、管理局の魔王、高町なのは!」 崩壊する防衛ラインから一人の魔術師が姿を現す な「フフフ・・・」 高町なのは、管理局の魔王にして現時空管理局 機動六課局長 エースオブエース シ「クッ!・・・カイト、わかった・・・後は任せる」 次元転移システムを起動させ転移する 消える直前「死ぬなよ」と聞こえた気がした 不知火が転移するのを見届けなのはへと顔を向ける カ「俺が最後に転移する前に憂いを断ち切って置かなければならない」 正面に向き直る な「ウフフ、アハハ!」 レイジングハートを構える カ「貴様だけはこの場で殺す!転移する前に貴様だけは・・・この手で、必ず!」 ビームサーベルを引き抜く カ「いくぞ!」 ブーストを全開にして突撃する な「アハハハハハ!」 レイジングハートを突き出し同じラインで突撃してくる カ「でぇぇい!」 ビームサーベルを勢いよく振る な「アハハ、アハハハハ!」 レイジングハートを振りかざす 二人は激突し、辺りは爆煙に包まれた
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