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鏡夜の自己紹介が終わると若干ざわめく。無愛想な態度と属性にあった。
この世の基本属性は火、水、風、土、雷そして光と闇であるためである。全くいないわけでは無いため珍しいという理由でだ。
「僕は緋澄 修介です。属性は火、よろしくお願いします」
丁寧に頭を下げ席につく。
「私は来栖 由姫です、よろしく!」
席についてしまうが、
「来栖さん、属性は?」
苦笑いを浮かべながら、橘は由姫を再度席から立たせる。
「す、すいません、属性は風です」
顔を赤く染めて着席する、ところどころから笑い声が聞こえるがそれは気にしない方向で。
どうやら由姫が最後だったようで橘が魔器精製について話しだす。
「次の時間にはお待ちかねの魔器精製です、講堂でやるので集まっておいて下さいね。」
そう言い残し橘はクラスから出ていった。それを合図に生徒は各々動き出す。
「キョウ、さっきのは無愛想過ぎだよ?」
「必要な事だけで充分だろ」
「そうなんだけどさ~」
そんな二人に近づいでくる人物が、
「初めまして、緋澄ですよろしく」
「初めまして!由姫です仲良くしてね」
緋澄と由姫だった。
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