~序章~

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二人は夜道を歩く 『零さんは一人暮らしな上、大学に行ってるんですよね?すごいなぁ♪』 涼子は笑顔で話す。 『そんなことないよ。やろうと思えば誰でも出来るしさ』 『いや!普通は出来ませんよ!凄すぎます!憧れます☆』 『・・・あ、ありがとう』 不覚にも少し照れる零。 『零さん大学楽しいですか?』 『ん?まぁまぁかな?勉強も楽しいしサークルも楽しいけど、やっぱり眠くなっちゃうけどね』 涼子はアハハと笑っている。 『じゃ零さんあたしここ曲がるんで。お疲れ様でした♪』 『うん、気をつけてね』 涼子は街灯の中に消えて行った。 『・・・ふぅ・・・。で私に何か用でもあるのかしら?』 後ろの方で何か音を鳴らしてる男が近付いて来る・・・。
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